アウトランダーシリーズの第5部「燃ゆる十字架のもとに」の感想(というよりあらすじですが)をやっと書く気になりました。
前作からどのくらい経ったのかも覚えていません。なんだか新大陸に舞台が移ってからというものあまり読む気がしなくなりまして・・・。
燃ゆる十字架のもとに1〜4
五巻目はなんと四冊もありまして、もう大雑把なあらすじになってしまいますのでご了承ください。
ストーリーは結婚式の準備からはじまっています。ジョカスタ叔母とブリアナたちの結婚式ですが、それが・・・いろいろな事件が重なって延び延びになってしまいます。ジョカスタの婚約者ダンカンが何者かに殺されかかったのですが、間違えて女中が殺されました。また本国イギリスが新大陸の植民地の暴動の鎮圧に乗り出しました。
ノースキャロライナ総督から反乱集団を鎮圧するようにとジェイミーのもとに命令書が届きます。
それにしたがって心ならずもジェイミーたちは民兵軍を組織します。 民兵に参加するようにと伝えに行ったそこのビアズリー牧場の主人の最後を見届けたジェイミーとクレアは、そこで働いていた双子の少年猟師と出会います。二人の面倒も見ることにもなりました。
反乱軍のリーダーにロジャーひとりで説得に行くのですが、リーダー自身は休戦を受け入れて去っていきました。しかし側近たちは誤解したのか、納得いかない者が多い中でもめていた時、ロジャーは思いがけなく自分の先祖に会いました。以前船中でも出会ってはいましたが、今回その女性の夫でもあるあのドゥーガル・マッケンジーと魔女ゲイリス・ダンカンとの間の息子に出会います。しかし、あろうことか彼はロジャーを妻の浮気相手と勘違いしてしまいました。そのことが原因でその後ロジャーは過酷な運命にまきこまれました。
反乱軍の首謀者のひとりとして見せしめに首を吊るされ息絶え絶えのところをジェイミーたちに発見されました。蘇生のためあの美しい声を失ったロジャーでしたが、どうやら命だけは取りとめることができました。
その後、しばらくフレイザー・ビレッジでは平穏な日々が続きましたが、ある日ジェイミーとロジャーが出かけたときにクレアとブリアナの前に思いがけない男が登場・・・それは、息子ジェミーとブリアナを取り戻しに来たスチーブン・ボネットでした。彼は告白しました、以前の女中殺しも影で糸を引いていたのは自分だったのだと。手を下したのは別の男だったけれど、操っていたのは自分だったのだと・・・留守を守っていた女たちだけでこの事態を回避しなくてはなりません。思いがけず手にした拳銃でブリアナは彼の股間めがけて発砲・・・そのままボネットは股間を押さえて逃げだしました。結局、ボネットを探しに行っていたジェイミーたちを上手くはめて遠ざけたと思っていたボネットはブリアナに返り討ちにされました。
その事件があってまたしばらく平穏な日々が続いていましたが、ロジャー親子は豚を追ってあるインディアンと遭遇しました。なんと、彼はヤング・イアンでした。もう二度と会えないと思っていただけに皆大喜びしましたが、彼は大切な本を持参していました。それはあの時間を越えるサークルのことがかかれていた本で・・・。
今回、あまりにも読んでから日にちが経ちすぎて思い出しながら書きましたが、辻褄のあわないところもあるかもしれません。今回、ロジャーだけでなくジェイミーも命を落としかねない危うい場面もありました。細かいところはすべて省いて本当大雑把な内容になっています。
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