なんとまあ・・・花に埋もれてしまいました。ここまでやれば悪趣味ですなあ・・・。(それでもアップしてしまったという・・・) 最初に本から読みました。角川から出版されている「女王フアナ」です。美しくて聡明な女王のイメージが垣間見られるストーリーでした。狂ってなんかいなかったのでは・・・と、考えさせられますよね。確かに、夫の愛人の髪を切り刻むくらいの気性の激しい女性ではあったのでしょう・・・。 夫のフェリペですが、本のほうは好意的に書かれているような気がしました。フアナが稀なほど健康に恵まれた女性であったのに対して、彼のほうは28才で亡くなった様に病弱でした。 映画のフェリペの方が史実に忠実なような気が・・・。 それにしても映画はよかったです〜、ゴージャスで・・・何といってもあの衣装ですよ〜。 これだからコスチュームものは見逃せません。 あれ、絶対あの肖像画の衣装を参考にしていますよね〜。 それに、あのクライマックスのシーン! みとれてしまいました〜。女王様ですよ〜。(なぜか、宝塚版のマリー・アントワネットの「・・・フランスの女王なのですから」・・・、というせりふを思い出しました)フアナはスペインカスティリアの女王様なのですが・・・。 没頭と最後に出たフェリペの肖像・・・役者さんによく似ていましたね。公式サイトでキャストの画像を見たとき「えっ、この人がフェリペ美公を演じるの?」と思いましたが、映像で見たらなかなかはまっていました〜。 結構、ラブシーンの多い作品でしたが、映画館の私のすぐ後ろに座っていた年配のご夫婦・・・あのおじさん、なにかしらのシーンがはじまると「ふん!」というような反応した声が聞こえてきました。 トイレで力んで生まれたのが、後のカルロス皇帝・・・うそでしょう〜。実際、映画でもひっきりなしに妊娠出産を繰り返してましたね。母のイサベル女王同様フアナも多産系でした。 約二時間、本当ちょうどいい時間です。でも、あっという間でした。歴史物は時として退屈に感じる作品もありますが、この作品は最後まで退屈に感じることもなく、イッキにみられました〜。 |